【保存版】看護師転職パーフェクトガイド<ブレない自分軸でハッピーに転職する3ステップ>

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現在勤務している病院よりも理想的な環境で働きたい、転職をしなければならない事情がある、人間関係や待遇に不満がある…さまざまな理由で看護師としての転職を迫られることがあると思います。

そんな時、誰もが「絶対に転職を成功させたい」と考えるのは当然のことです。
しかし一方、転職に失敗する人がいるのも事実です。

転職に成功する看護師と失敗する看護師。
その違いはなんでしょうか?
ここでは、看護師の転職における実態を通して、転職に成功するための方法をご紹介していきます。

目次

1.転職に「成功する看護師」と「失敗する看護師」がいる2つの理由
(1)理由① – 転職をするべきかどうかの判断ミス
(2)理由② – 就職情報が不足している
(3)転職を成功させるために必要な3つの条件

2.ブレない「自分軸」で転職を成功させる3つのステップ
【STEP1】自分で求人を調べて働きたい病院のイメージを明確にする
【STEP2】転職サイトを利用して就職先の情報を集める
【STEP3】自分の目で職場の雰囲気を確かめる

3.看護師転職の実態と転職を有利に進めるコツ
(1)転職したい理由は何?看護師の転職理由ランキング
(2)転職の時期
(3)看護師の転職回数
(4)転職時の年齢・経験年数 – 看護師は何歳まで転職ができるのか?

4.転職後はどう変わる?看護師転職のビフォーアフター
(1)転職で給料は上がった?
(2)勤務条件や働きやすさを重視した転職 – 転職者の体験談
(3)病院以外に転職した人はどんな仕事をしている? – 看護師の資格を活かして転職した人の体験談

5.おわりに

1.転職に「成功する看護師」と「失敗する看護師」がいる2つの理由

同じ看護師であっても、転職に成功する人と失敗する人がいます。
転職活動がスムーズにでき、待遇や職場環境、人間関係が良く、やりがいのある職場に入職できる人とそうでない人がいるのには、実は2つの理由があるのです。

(1)理由① – 転職をするべきかどうかの判断ミス

一つ目の理由としては、転職をするべきではない時に転職を決断してしまうことです。

ア.転職を考えている3割以上の人は「転職をしない方がいい人」

以下の表は、エン・ジャパン株式会社が転職コンサルタントに対しておこなったアンケート調査の結果です。

転職相談をした方の何割が転職せずに今の仕事にとどまるべきだと思いますか?

転職コンサルタントアンケート

(参考:エン転職コンサルタント

転職相談に来る3人に1人は転職するべきでない人との回答が最も多くありました。
つまり、転職サポートのプロから見ても、転職をするべきではない人がいるのです。
このアンケート調査は一般転職の転職コンサルタントに対して実施したものですが、この結果は看護師の転職についても同様のことが言えます。

それでは、「転職をした方がいい人」と「今の職場にとどまった方がいい人」ではどのような違いがあるのでしょうか?

イ.転職した方が良い人

  • 引越などで、今の職場に通えなくなる人
  • 今の職場ではどうしても解決できない強い不満がある人
  • 今の職場ではどうしても叶えられないキャリアアップやスキルアップ等の希望がある人
  • 年収などの待遇が市場と比べて低い人
  • 今の職場で働き続けると体を壊す可能性がある人

ウ.今の職場にとどまった方がいい人

  • 他の選択肢があるにもかかわらず、転職さえすれば今の職場での不満を解決できると考えている人
  • キャリアアップの努力をせずに、高い年収やブランド病院(知名度の高い病院や規模の大きい病院)への入職を望んでいる人
  • やりたい事が、興味や憧れを抱くだけにとどまっていて、現実的なことを考えていない人
  • 長期のキャリアプランが皆無の人

(2)理由② – 就職情報が不足している

2つ目の理由は、看護師の転職活動に必要な情報が不足しているということです。

ア.9割近くの看護師が就職についての情報が不足していると感じている

以下の表は、看護師が就職先を選ぶ際に、知りたい情報を手に入れることができているかについての調査結果です。

Q.就職先を選ぶ際に、あなたが知りたい情報は、充分に手に入ると思いますか?
就職前の情報充実調査

(参考:看護師の就職活動に関する意識調査

イ.8割近くの看護師が就職前と就職後の情報のギャップを感じている

Q.職場の実態は、就職前に想像していた通りでしたか?
転職後のギャップ調査

つまり、転職活動をしている看護師が、転職先の職場が良いかどうかを判断するための必要な情報が不足しているために、転職後に「こんなはずではなかった」といったギャップを感じ、転職を後悔する人が多いのです。

(3)転職を成功させるために必要な3つの条件

以上の「転職に失敗する理由」を踏まえ、看護師の方が転職を成功させるために、満たさなければならない条件は以下の通りです。

看護師の転職成功のために必要な3つの条件

ア.今抱えている問題は本当に転職でしか解決しないか?を考える
イ.転職の目的を明確にする
ウ.多くの就職先の情報を集める

ア.今抱えている問題は本当に転職でしか解決しないか?を考える

転職を実際に行動に移す前に、ちょっと立ち止まって考えていただきたいことがあります。
それは「あなたの目的は本当に転職でしか達成できないのか?」ということです。

看護師が転職を考える理由としては「給与に不満がある」「人間関係に疲れた」「キャリアアップ・スキルアップをしたい」等、様々な理由があります。

しかし、これらの全てが必ずしも転職をすることでしか解決できないことではありません。
今いる職場でも、資格取得をして看護師としての価値を高めることで給料をアップさせたり、異動をすることで解決できる問題もあります。

(参考:看護師の人間関係の悩み – 乗り越え方と向き合い方体験談からわかる|看護師スキルアップの方法とその将来性

転職をすることで全ての問題が解決できるということはありません。
さらに、転職をするには膨大なエネルギーが必要になります。
転職を行動に移す前に、自分が解決したい問題が「本当に転職だけでしか解決できないか」を改めて考えてみましょう。

イ.転職の目的を明確にする

あなたはどんな目的を叶えるために転職をするのでしょう?
あながた転職をするための目的を明確にしておきましょう。それが転職先を選ぶ際にあなたが譲れない条件になります。

また、その条件はできる限り具体的にしましょう。

転職の目的と転職先に求める希望の例

  • 給料アップをしたい場合
    →子供の教育貯金のために、年収400万円以上の職場で働きたい
  • スキルアップをしたい場合
    →小児救急看護認定看護師の資格を取得したいため、認定看護師支援のある病院の小児科で働きたい

こうして明確にした転職の目的は、転職先を選ぶ上で、ブレないようにしましょう。
転職活動を始めると、あれもこれもと、さまざまな希望を職場に求めたくなります。しかし、その希望全てを叶えようとするのは困難です。

また、待遇や設備など、他の良い点に目を奪われてしまい、本来の目的を叶えるための職場ではなく、結局以前と同じような問題を持つ職場を選んでしまうこともあります。

転職を決意した目的を忘れずに、絶対に譲れない条件だけは妥協せずに求人を選ぶことが、転職を成功させるために必要です。

ウ.多くの就職先の情報を集める

転職活動中は、多くの情報を集めましょう。
ただし、求人情報に掲載されている情報だけでは、良い職場かどうかの判断は困難です。

以下の表は、転職経験のある看護師が就職前に知りたかった情報についてのアンケート結果です。

就職前に知っておけばよかった情報

職場の雰囲気・人間関係 53.9%
給与条件 40.3%
休暇制度 33.8%
仕事のやりがい 29.9%
勤務体系 27.3%

(参考:看護師の就職活動に関する意識調査

特に、「職場の雰囲気・人間関係」の情報については、半数以上の看護師が、就職前に知ることができず、入職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しています。

また「給与条件」や「勤務体系」についても、個人の条件や、実際にその病院でどのように運用されているのかについては、求人情報だけではわかりません。

求人情報に掲載されている情報だけではなく、就職を希望する病院の情報をできる限り多く集めることで、良い病院を選ぶことができるのです。

2.ブレない「自分軸」で転職を成功させる3つのステップ

看護師の転職活動には、いくつかの方法がありますが、1.(3)必ず転職を成功させるために必要な3つの条件でも紹介している通り、就職先の良し悪しを判断する為の情報をより多く集めることが、転職を成功に導くために欠かせない条件です。

そのためには、自分で情報を集めつつも、上手に転職サイトを利用して情報を集めるのが最も確実で効率的な転職方法となります。

以下では、その具体的な手順を3つのステップでご紹介します。

転職を成功に導く3つのステップ

【STEP1】自分で求人を調べて働きたい病院のイメージを明確にする
【STEP2】転職サイトを利用して就職先の情報を集める
【STEP3】自分の目で職場の雰囲気を確かめる

【STEP1】自分で求人を調べて働きたい病院のイメージを明確にする

まず、求人検索エンジンやハローワークインターネットサービスで、自分が希望する条件で、どのような看護師の求人が出されているのか調べます。

ア.求人情報を調べる際の注意点

求人情報を見る際には、以下の点にポイントを置きましょう。

①職場の雇用条件の相場を知る

求人情報に記載されている、給与や勤務時間などの雇用に関する条件をいくつも見比べることで、自分が希望する条件の職場についての雇用条件の相場感を把握しましょう。

②自分が就職先に求める条件の優先順位を決める

求人情報の中には、「給料は高いけれど、自宅から遠い」「希望する診療科目ではないけれど、待遇が良い」など、良い点もあれば残念な点もあります。

良い条件を見ると、あれもこれもと欲がでてきますが、あなたが転職をする本来の目的を忘れてはいけません。

あなたが就職先に求める条件の中で、必ず譲れない条件はどれで、妥協できる条件はどれなのか?職場に求める条件の優先順位をつけていきましょう。

イ.自分で求人を調べることは大切

自分で求人探しをすることはある程度時間もかかることなので、忙しい看護師の方にとっては面倒に思われるかもしれません。

しかし、上記の点に注意しながら求人情報を見ることによって、求人の良し悪しを見抜く力を養うことができる上、自分が働きたい病院のイメージが明確になります。

このことは、この後のステップで転職サイトを利用するにあたり、大事な手順となります。
もし、自分の働きたい病院のイメージを明確化しないまま転職サイトを利用すると、転職サイトが紹介してくれる就職先の良し悪しを自分で判断できないままに就職先を決めてしまい、入職後に後悔をする恐れがあるからです。

【STEP2】転職サイトを利用して就職先の情報を集める

自分が働きたい病院のイメージが明確になったら、その条件を満たす職場の情報を集めます。
しかし、職場環境や人間関係など、求人情報に掲載されている以上の情報を自分で集めることは非常に困難です。

そこで、職場の情報収集には看護師転職サイトを利用します。
転職サイトに無料登録をすることで、担当のコンサルタントが転職に関する情報を教えてもらうことができます。

転職サイトでは、求人情報はもちろんのこと、自分では手に入れにくい職場の人間関係や職場の雰囲気など、多くの病院情報を持っています。
さらに、給与や福利厚生、休暇制度など、自分では聞きづらいことも、コンサルタントが代わりに調べて教えてくれるので、最も効率よく就職先の情報を知ることができます。

 
参考までに下記は主な転職サイトの求人数ランキングになります。(2019年3月時点)

順位転職サイト名求人数
1位看護roo!(首都圏・関西・東海)74,995件
2位医療ワーカー66,785件
3位看護のお仕事53,945件
4位マイナビ看護師20,555件


看護師転職サイトについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
(参考:【看護師転職サイト】入職で1人100万円!?デメリットと徹底活用法

【STEP3】自分の目で職場の雰囲気を確かめる

職場の情報をチェックし、「ここで働きたい」という病院がある程度絞り込めたら、最後は必ず自分の目で確認することが大事です。

ア.病院見学をする

入職を決める前に、必ず病院見学をしましょう。
自分の目で病院の設備や、患者さんの混雑状況、スタッフの働く様子を見ることで、自分がその病院でどのように働くことになるかをイメージすることができます。

また、病院見学は実際にその職場で働くスタッフから話が聞ける貴重なチャンスです。給与やシフト体制、残業や休憩時間の実態など、気になる疑問は、全て聞いておきましょう。

病院見学をする際には、転職サイトを通せば、コンサルタントが病院見学の日時をセッティングしてくれるので、スムーズに病院見学をすることができます。

イ.病院の口コミ掲示板を見る

また、病院の口コミを紹介しているサイトで、求人先の病院の評判をチェックしましょう。
患者さんの視点から見た病院はどのようなものなのか?あまりにも悪い評判ばかりの病院は、職場としても何か問題がある可能性が高いので注意しましょう。

病院の評判や口コミを紹介しているサイト
いい病院.ネット
病院口コミ検索サイト【Caloo・カルー】

看護師の転職活動には様々な方法がありますが、以上のステップで転職活動をおこなうことで、効率的に就職先の情報を集め、間違いのない就職先を選ぶことができます。

その他の転職方法については以下の記事を参考にしてください。
(参考:【准看護師の求人】理想の職場をみつけるための5つの求人の探し方

3.看護師転職の実態と転職を有利に進めるコツ

ここでは、データを交えながら看護師の転職事情と、転職を有利に進めるためのコツを紹介します。

(1)転職したい理由は何?看護師の転職理由ランキング

看護師の転職理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは看護師が転職をしたいと考える理由をランキングで紹介します。

1位 他施設への興味 14.70%
2位 給与に不満があるため 13.41%
3位 休暇がとれない・とりづらいため 10.56%
4位 超過勤務が多いため 9.61%
5位 責任の重さ・医療事故への不安があるため 7.63%
6位 夜勤の負担が大きいため 7.20%
7位 人間関係がよくないから 6.64%
8位 キャリアアップの機会がないため 5.00%
9位 本人の健康問題のため 3.75%
10位 出産・育児のため 3.62%

(参考:看護職員就業状況等実態調査結果

(2)転職の時期

ア.看護師の転職が多い時期は?

以下の表は、転職をした看護師の転職時期についてのアンケート結果です。

看護師が転職した時期

看護師の転職時期

(参考:【データ分析】皆(看護師)の転職結果から学ぶあなたの転職方法)

上の表でもわかるように、看護師の入職が最も多いのは4月ですが、他にも転職の多くなる時期があります。

転職のピークが多くなる時期

  • 3月・4月   :年度の変わり目
  • 7月        :夏の賞与後
  • 9月・10月  :期の変わり目
  • 1月        :冬の賞与後

イ.看護師の転職にベストな時期は?

①退職者が多い時期が入職のタイミング

ア.看護師の転職が多い時期は?で紹介した「転職のピークが多くなる時期」に入職のタイミングを合わせて転職活動をするのが、最も良い転職の時期です。

この時期は、病院では退職者が増える時期でもあり、欠員補充のためにどこの病院でも求人を募集します。
つまり、求人数が豊富にあり、転職者にとっては職場の選択肢がたくさんある時期といえます。

具体的に、求人が豊富で転職を有利に進めやすい時期は以下の通りです。

②4月の入職 – 年度の変わり目

4月の入職にタイミングを合わせた転職は、特に転職にベストな時期です。

4月入職が良い転職時期である理由

  • 良い条件の求人がたくさんある
  • じっくり研修に時間をかけてもらえる

多くの医療機関では、4月の年度初めにあわせてスタッフを揃えようとするため、4月入職に合わせた求人を出しています。
たくさんの求人が出されるこの時期は、他の病院に良い人材をとられないように、特に求人の条件を良くしていることもあります。

また、4月は新卒の看護師が入職する時期でもあります。このタイミングで転職をすることで、新卒看護師と同じような基礎研修を受けることもできます。
看護技術に自信がない方は特に4月からの入職にタイミングを合わせた転職活動がおすすめです。

③10月の入職 – 期の変わり目

期の変わり目で9月いっぱいでの退職者が多くなるため、新しい期が始まる10月の入職にあわせた求人が多くなります。

④賞与時期後の入職

夏の賞与の6~7月、冬の賞与の12月まで働いて、賞与を受け取ってから退職をしようと考えている方もたくさんいます。そこで退職者の人員補充の為に、この時期にも求人が多くなります。

ウ.転職活動開始の目安は入職の3ヶ月前

転職活動にかける期間は人により差がありますが、入職を希望する時期の3ヶ月前から転職活動を開始するようにしましょう。
例えば、4月に入職を希望する場合は、12月~1月あたりから転職活動を開始するようにしましょう。

人気のある病院では応募が集中し、あっという間に募集が終了することもあります。
早めの時期から余裕を持って転職活動を開始し、良い求人を探すためのアンテナを張っておくことで、良い求人が出たらタイミングを逃さずチャンスをつかむことができます。

(3)看護師の転職回数

看護師の転職回数について、ナースフルが行ったアンケート調査結果は以下の通りです。

看護師の転職回数

以下の看護職員就業状況実態調査の結果によると、最も多いのは「0回」と、一度も転職をせずに就職した職場で働き続けている人です。
転職を経験した看護師で多かったのが、「2回」の23%、「1回」の20%です。

その一方で、3回以上の転職経験をしている人が30%以上を占めており、何度も転職を重ねる看護師の方も多くいることがわかります。

(参考:看護師の転職大調査!

ア.看護師の転職回数は平均2回!多い?少ない?

上のアンケート結果によると、看護師全体の転職回数の平均は「2回」でした。

ただし、一口に「転職回数が2回」といっても、1年目の看護師と10年目の看護師とでは、転職回数が多いか少ないかの感じ方が変わります。

転職回数が多い・少ないと感じる基準は、転職回数だけではなく、看護師歴や年齢とも関係してきます。

イ.転職回数が多いと転職に不利になる?

「転職回数が多い」ということで、採用に不利になることはあります。
採用する病院側から見れば、何度も転職を繰り返す人を採用しても、すぐに辞められてしまうのではないかというリスクを抱えることになるからです。

それでは、何回ぐらい転職をすると「転職が多い」と思われるのでしょうか?
これは、上でも述べたように、転職回数の他に看護師歴も関係してきます。

目安としては、20代であれば3回、30代であれば4回ぐらいまでなら、転職回数を理由として採用に不利にならないだろうとされています。

ただし、転職回数が多くても、転職理由が、配偶者の転勤、介護、結婚や出産等のやむを得ない理由がある場合は、転職の回数が採用に不利になる可能性は低いでしょう。

ウ.転職回数が多くても転職活動を成功させるために

確かに、転職回数の多さは転職活動に不利になることがあります。しかし採用側は必ずしも転職回数が多いことだけを理由に採用の合否を決めているわけではありません。

採用する側にとって、最も大事な見極めのポイントは「採用した場合この病院にどのように貢献してくれるのか」ということです。

  • これまでの職場で、自分はどのような知識と経験を積んできたのか。
  • 自分はどんな職場でどのように働きたいと考えて転職をしてきた(する)のか。
  • 新しい職場でこれまでの経験をどのように活かしながら、どのように頑張りたいのか。

転職回数が多い方は特に、上記の点を踏まえ「これからどうしたいか」ということと「新しい職場では長く働き続けたい」という意思を伝えることが大事です。

こちらの記事も参考になります。
厳しい書類審査を確実に突破するための履歴書の書き方
看護師退職理由の書き方・伝え方&例文集【不安解消!転職・退職の場面別】

(4)転職時の年齢・経験年数 – 看護師は何歳まで転職ができるのか?

ア.看護師の求人に年齢制限はあるの?

現在、多くの病院が人手不足の問題を抱えているため、看護師の求人に年齢制限を設けていない施設がほとんどです。看護師としての経験や本人のやる気があれば年齢に関わらず、採用されるチャンスはあります。

ただし、例えば美容外科クリニック等、提供するサービスの特性上、年齢制限を設けている施設もあります。
(参考:【美容外科求人】0.5%の求人を探すコツと注意すべき6つのこと

イ.年齢の高さが転職に不利になるケース

年齢制限を設けていない求人でも、年齢が高いと採用されにくいケースもあります。

①経験のない分野への転職

経験のない分野での転職において、同じ経験のない看護師が複数応募してきた場合、一般的には、年齢の若い看護師の方が採用に有利となる場合があります。

②夜勤勤務のある職場

夜勤のある交代勤務を採用の条件としている病院に応募する場合、応募資格に年齢の制限がなくとも、夜勤に耐えうる体力面での若さを持っていることが必要とされていることになります。

③上司が年下であることを受け入れる

30~40代以降で転職する場合、管理職で採用される場合を除いて、上司が自分よりも年下になる可能性もあります。年下上司の下で働くことへの覚悟をしておかないと、入職後に耐えられなくなる場合もあります。

ウ.年齢が高い看護師が転職を成功させるために必要なこと

年齢が高いことが必ずしも転職に不利というわけではありません。十分な臨床経験や看護スキルを持つベテラン看護師は、即戦力として多くの病院から求められています。

年齢が高い看護師が転職を成功させるためには、これまでの職歴や経験、スキルを、新しい病院でどのように活かすことができるかを、応募先にしっかりアピールすることが大事です。

こちらの記事も参考になります。
厳しい書類審査を確実に突破するための履歴書の書き方

4.転職後はどう変わる?看護師転職のビフォーアフター

看護師が転職をする理由は様々ですが、その目的は転職をすることで叶えることができるのでしょうか?
ここでは、実際に転職を経験した看護師の方のその後について紹介します。
自分が転職した場合どうなるかを想像する参考にしてみてください。

(1)転職で給料は上がった?

転職をする目的で多い理由の一つが「給料アップ」ですが、本当に転職をして給料が上がるのでしょうか?

ア.転職で給料アップした看護師はわずか2割!いったいどうして?

転職エージェントのナースフルでは、転職後の給料の変化を年代別にまとめています。

転職後の収入の変化

20~24歳
20~24歳転職後の給料

25~29歳
25~29歳転職後の給料

30代
30代転職後の給料

(参考:看護師の給与事情 転職したら上がる?下がる?

年代別に若干の違いはありますが、転職によって給与が上がった人は全体の約2割程度となっています。
このデータだけを見ると「せっかく転職をしたのに給料が上がらないのはどうして?」と不思議に思うかもしれません。

実は3(1)転職したい理由は何?看護師の転職理由ランキングで看護師が転職を考える理由を見ると、給料よりも、働き方や時間のゆとりのなさを理由に挙げている看護師がたくさんいることがわかります。

つまり、上のグラフで8割を占めている「下がった」「変化なし」の方は、給与よりも勤務条件や職場環境を重視して転職先を決めていることがうかがえます。

(2)勤務条件や働きやすさを重視した転職 – 転職者の体験談

前職は、総合病院でした。
「夜勤がない」ことが第一条件で転職先を探していました。
勉強会、研究、委員会などない職場なので気が楽になった。
オール日勤なので、夜勤前後の休みでげっそりなことはなし。
休日は丸一日ゆっくりと休めるようになりました。
匿名さんの投稿

今の病院に転職する前、「できない人」のレッテルを貼られていました。こんな風に扱われると萎縮して失敗することも多くなり、ますます「できない人」になってしまうんですよね。
しかし、いざ転職して環境がガラリと替わると今まで抱えていた劣等感が一気に消えてイキイキと働けるようになり、気持ちも灰色から薔薇色に塗り替わりました。転職して本当に良かったです。
匿名さんの投稿

(3)病院以外に転職した人はどんな仕事をしている? – 看護師の資格を活かして転職した人の体験談

看護師の資格を活かして、病院以外への転職をするケースもあります。
ここでは、看護師の資格を活かして働ける職場はどんなものがあるか、転職者の体験談とともに紹介しています。

ア.治験コーディネーター(CRC)

医療機関で、治験業務全般をサポートします。
働き方としては、SMO(治験施設支援機関)に所属して医療機関へ派遣される形と、病院に院内CRCとして勤務する2つのパターンがあります。
(参考:CRCの主な業務)

治験コーディネーター(CRC)に転職した人の体験談

仕事は看護師より楽しく(私は事務的作業とか好きなので)、OLのように働けて結構良かったです。体も楽でしたしお給料も悪くなかったです。
もんきちさんの投稿

イ.産業保健師

産業保健師は、民間の企業で、社員の健康管理や健康相談をおこないます。

産業保健師についてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
産業保健師 徹底解説|必ず知っておきたい役割と求人の注意点

産業保健師に転職した人の体験談

企業に来てまずカルチャーショックだったのは、仕事をしながらお茶が飲める、でした。現在では、それすら「当たり前」になっておりますが、医療現場ではまずありえないことでした。
また、企業は当然女性だけの職場ではなく、男女混在しておりますが皆さん本当に紳士・淑女であり、お互いに尊重し合える風土があります。病院の看護の世界だけしか知らなかった時の自分がいかに井の中の蛙が思い知らされました。
匿名さんの投稿

ウ.訪問看護師

訪問看護師は、訪問看護ステーションから患者さんの生活の場へ訪問し、看護ケアを提供します。

訪問看護師についてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【訪問看護師まるわかり】利用者1.5倍!成長分野の実態に迫る

訪問看護師に転職した人の体験談

パートですが、施設や病院、クリニックとは違い、時間も融通が利き、子育て中の人も多く、理解があって学校行事も常勤の人も行けていますし、役員もされていますが、みんな助け合ってやっています。
確かに一人での判断には不安はありますが、携帯で指示をもらったりなんとかできるものです。
匿名さんの投稿

エ.保育園看護師

保育園での看護師は、園児の健康を守る役割があります。

保育園看護師についてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【保育園看護師の現実とは?求人も給料も少なめって、ホント?!

保育園看護師に転職した人の体験談

想像以上に1人職種だな・・と思うことも多々あります。1人なのは楽な時もあるけど、結構大変な事も多いですよね。私は普段は0歳児の保育がメインです。暗黙の了解でみんなが動いていて・・。かなり勉強が必要だな・・と思います。
あっこさんの投稿

オ.美容外科クリニック

美容外科クリニックは、健康な人が美しさを求めてクリニックを訪れるため、医療というよりはサービス業の色合いが濃く、そこで働く看護師にもサービスを提供する人としての役割を求められます。

美容外科クリニックについてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【美容外科求人】0.5%の求人を探すコツと注意すべき6つのこと

美容外科クリニックに転職した人の体験談

知識や技術は臨床に戻る時は100%ブランクです。
でも病院にいるより視野も広がったし、美容外科って大体クセのある人が来るので、そういう方の対応が身に付いたし、電話応対もかなり身に付いたし、得るものもたくさんありました。
ななさんの投稿

カ.健診センター看護師

健診センター看護師は、健康診断を行っている医療機関で、検査や診察の手伝いをします。

健診センター看護師についてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
健診・検診センター看護師は採血と接遇が命!役割や求人事情を解説

健診センターに転職した人の体験談

基本的に健診は、機械の扱いや健診の流れ、そして受診の内容(会社やクーポンなど)を 最初に覚えたら、流れ作業のようです。
電話対応や処理も含めて、「看護資格」を活かしたOLさん、と想像すると、早いと思います。
まるさんの投稿

5.おわりに

転職は人生の大きな転機です。初めて転職する方ももちろんですが、何度目かの転職であっても不安がつきまとうものです。

しかし、何のために転職をしたいのか?という自分の転職の目的を明確にし、さらに事前に職場の情報を知ることで、入職後に「こんなはずじゃなかった」という失敗を避けることができます。

転職を検討している皆様が、この記事を通して転職に対しての不安や疑問を払拭し、転職成功に向けて前向きに行動できるようになれば幸いです。
1人でも多くの看護師の方が、転職で理想の働き方を手に入れることができることを、心より望んでいます。

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この記事の作成者: k.kurimoto