皆さんの中には「精神科の看護師」として働こうと、求人を探している方も、多くいらっしゃるのではありませんか?
精神科の看護師は、ほかの科に比べて「勤務時間が決まっていて残業が少ない」、「体力的に楽」「危険手当などの収入の面がよい」という理由から、転職(転科)先や復職先として人気があります。
そして最近は、ますます「心への医療やケア」へのニーズが高くなっているため、精神科看護師への期待も高くなってきているのです。
しかしその割には、病院自体が少なかったり、郊外にあったりと、他の科に比べてなかなか自分にピッタリな求人が見つかりにくく、また、精神科ならではの注意すべき点や確認すべき点がいくつかあり、初めての人にはなかなか分かりづらいのも事実です。
今回は、精神科看護師の求人の探し方や、精神科ならではの就職活動における注意点などについて、わかりやすくお伝えします。
ぜひ、みなさんの精神科看護師の就職活動に、参考にしていただきたいと思います。
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精神科看護師だからこそ知ってほしい就活の事情
高い平均年齢と平均勤務年数-再度転職は難しく、最後まで精神科看護師
精神科の看護師は、他の科の看護師に比べて離職率が低く、平均年齢や勤続年数が高い特徴があります。
これは、精神科は体力の負担が他の科より少ないこと、医療行為が少ないため他の科への再度転職が難しいことから、「最後まで精神科看護師として働くためになる傾向が強い」ことを意味すると思います。
2014年の賃金構造基本統計調査(厚労省)で、看護師の平均年齢は37.8歳、平均勤続年数は7.3年でした。
一方、群馬県立県民健康科学大学が精神科看護師404名から行った2013年の調査では、精神科看護師の平均年齢は44.2歳、平均勤続年数(精神科経験年数)は12.9年でした。
特に、精神科看護師の臨床経験年数は平均18.1年に及び、普通の看護師よりも長く働く傾向があるのです。
中には40年以上の勤続の例も珍しくないらしいので、本当に「生涯の職場」とも言えますね。
(参考:平成26年賃金構造基本統計調査(厚労省)、A県の精神科看護職者の職業的アイデンティティの実態(群馬県立県民健康科学大学紀要第8巻:81~88,2013)
自分にぴったりな条件の求人が少ない傾向
一度精神科看護師になったら長く働く傾向が強いため、あまり求人がたくさん発生しない特徴があります。
精神科看護師になること自体は、特別な研修や資格が必要ではないので、看護師・准看護師である以上特別難しいわけではありませんが、「自分が住んでいる地域の近いところ」、「給料や勤務時間が同時に満足できるところ」、などと条件を全部満たす求人を探すことはあまり簡単ではないかもしれません。
就活に関わる精神科の特徴
精神科だからこそ注意すべきこと、あるいは知っておいたほうが良いことには何があるでしょうか。
精神科の求人を探す前に、ぜひ押させておきましょう。
同じ精神科でも対象の患者さんによって勤務内容が千差万別
精神科は診療科目としては一つですが、どんな患者さんを相手にするかによって様々な分野に分かれます。
- 入院基本
- 精神科救急入院
- 精神科急性期治療病棟入院
- 精神科療養病棟入院
- 認知症治療病棟入院
これらの入院の種類は、それぞれ相手する患者さんの症状やタイプが違うため、行っている医療・ケアの内容もかなり違います。
ですから、精神科への就職を考える時には、自分がどんな内容や条件で働きたいのかを、きちんと考える必要があるのです。
(参考:厚労省、精神科医療の機能分化と質の向上等に関する検討会(第1回)、平成24年)
実際の医療現場と世間の一般認識に大きなギャップ
現場で行われる精神科の様々な医療内容とはうらはらに、世間一般で認識される「精神科」のイメージは偏見があったり敷居が高かったりすることがあります。
そのため、町中では割とクリニックなどがすぐに見つからなかったり、精神科の総合病院は郊外のほうに位置していたりすることも多々あります。
場合によっては、周りからの認識や通勤の問題で悩むこともあるかもしれません。
他の科より高い男性看護師の割合
精神科には、他の科よりたくさんの「男性看護師」が働いています。
看護師全体の中で男性の割合が9.9%、すなわち1割であることに対し(賃金構造基本統計調査(厚労省、2014年))、精神科看護師の場合は男性の割合は3~4割に及びます。
群馬県にある大学が2013年に404名の精神科看護師を対象に行った調査では、37.4%が男性看護師でした。
精神科では、どうしても女性のみでは対応しきれない状況が多いため、男女スタッフがチームとなったり、男性だけで対応したりすることが多いと思います。
(参考:A県の精神科看護職者の職業的アイデンティティの実態、竹渕由恵,酒井美子,関根正,田村文子、群馬県立県民健康科学大学、2013年)
他科より少ない1病床あたりのスタッフの数
2012年に日本医労連の調査によれば、精神科病院の1病床当たりの看護スタッフの数は16.9人と、全国平均の29.5人を大きく下回っています。
すなわち精神科では、他の科より少ない看護師さんがより多くの患者さんに対応していることになります。
転職する前に比べて、相手する患者さんの数は増えてくるかもしれません。
(参考:日本医療労働組合連合会、精神保健医療福祉の充実のために、2013年)
精神科看護師 ― 自分にぴったりな求人を探すためのチェックポイント一覧
上の内容を踏まえつつ自分にぴったりな精神科看護師の求人を探すには、どんな項目をチェックする必要があるでしょうか。
以下にチェックポイントを示します。
もちろん、これらの項目を全部満たす病院は存在しないと思います。
自分が求める職場の条件に従って、どの項目をより優先するかを、先に決めてみてくださいね。
その上、実際の求人探しに活用してください。
病院の主な診療内容は?主な患者層は?
応募しようとする病院の診療内容が、希望する精神科の診療内容と一致するかをチェックしましょう。
精神科の総合病院だと、いろんな病棟を網羅していることが多いです。
個人病院(クリニック)や総合病院の中の精神科の場合は、病院に問い合わせるなどして、主な診療内容や患者層を調べましょう。
病院の評判や評価は良いか?(知人の精神科看護師さんや患者さんの口コミなど)
ほとんどの病院は問題ないと思いますが、一部、トラブルや事故などが発生し、その体質がなかなか改善されない病院もあります。
知り合いに精神科で勤務したことがある人がいれば、ぜひ聞いてみることをお勧めします。
また、患者さん向けの病院紹介サイトなどにも検索をかけ、口コミなどを調べてみるのも良いでしょう。
男性スタッフは少なくとも1/4 ~ 1/3以上いるか?
特に急性期病棟の場合は重度の患者さんを扱うことが多いですが、どうしても患者さんからの暴力問題に対応しなければならない場合があります。
多くの場合に男性スタッフがメインに対応することになります。
男性スタッフの数が十分であるかどうかを、確認してほしいと思います。
スタッフの数は1病床あたり平均16人以上いるか?
元々精神科の看護師さんは1病床当たりの数が他の科より少ないですが、その割に患者さんとのコミュニケーションが重要なため、看護師さん一人当たりに対応できる患者さんの数に限りが生じます。
ですから、看護師さんの数が少なすぎると、大きな心理的負担になりかねないので、注意が必要です。
職場の雰囲気やスタッフ同士の仲は良いか?
精神科看護師のストレスに関する調査で、「患者さんとの人間関係」に加えて「同僚・仲間間の人間関係」において、多くの看護師さんがストレスを受けると答えています。
実際に働いてみないとなかなか分からない部分ではありますが、問い合わせや面接の際に、よく気にしつつ観察してみるのも良いかもしれません。
就職1~2年目の先輩スタッフさんは職場に馴染んで勤務しているか?
就職して1~2年目のスタッフさんが悩んだり、感じたり、苦しんだりする事柄は、そのまま自分も直面する可能性が高いです。
職場への見学や面接など、何かとご訪問できる機会があれば、もしも許されるなら、1~2年目のスタッフさんにお話を伺ってみるのも良いかもしれません。
残業時間は毎月どれぐらいか?(10時間程度が目安)
日本看護協会による2012年の調査では、全国の看護師さんの平均残業時間が月14.1時間でした。
一方、精神科は一般的に他の科に比べ残業が少ないと言われています。
一例として、「医療法人長尾会」が公開した当病院のデータでは、平均残業時間は月10時間程度。
もちろん医療内容や病棟の種類によって差がありますが、自信を持ってオープンにできる程度の数値がこれくらい、ということを覚えておいてください。
(参考:日本看護協会「2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査」/医療法人長尾会「データで見る看護会」)
新人看護師に対する研修は充実に行われているか?(7割以上の病院が新人研修を実施)
全国の精神科病院のうち7割以上が、新人看護師に対して研修を行っています。
それによって、初めての精神科勤務でも慣れていけることでしょう。
きちんとした研修を行っているかどうか、ぜひ確認してみてください。
患者への対応のためのマニュアルはきちんと整備されているか?
他の診療科目と違って、精神科の患者さんには、その疾患のゆえに、いわゆる「常識的な」対応や振る舞いを期待できないことが多々あります。
そのために、様々な状況に対してスタッフ側が対応できるためのマニュアルが必要になってきます。
このマニュアルは、各病院や病棟によって作られることが多いです。
これはきちんとした病院なら、新人研修などで案内されるはずです。
(10)もらえる給料はどれぐらいか?(30代看護師の基本給月額23万円、給与総月額33万円)
日本看護協会による2012年の調査で、全国の看護師さんのうち30代前半の平均基本給が23万7,139円、給与総月額は33万422円でした。
平均約9万円程度の手当(夜勤・残業・危険等、基本給外手当の全体平均)をもらっていることになります。
精神科は他の科に比べてもらえる手当が多い方なので(危険手当など)、総額はもう少し期待できるかもしれません。
地域や仕事内容によって大きく差がありますので、どれくらい働いていくらもらえるのか、必ず自分でチェックするようにしてください。
(参考:日本看護協会「2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査」)
精神科看護師の求人、どうしたら効率良く見つかる?役に立つ求人の探し方
ここではより効率よく精神科看護師の求人を探す方法を紹介します。
ネットには求人に関連する情報が満ち溢れていますが、それを検索するための時間は非常に限られています。
また、せっかく良い求人があっても、それにたどり着くのが遅すぎると先に取られてしまうこともあるでしょう。
良い求人にたどり着くためには、効率良い検索が必要です。
ぜひ、これから紹介する方法を試してみてくださいね。
まずは自分が求めるものをきちんと定めること
求人を探すときは、まず何よりも「自分が求めている条件や基準」をきちんと、具体的に定めることが大事です。
下に並ぶ質問を読んでみて、自分で答えてみてください。
- なぜ精神科の看護師になりたい?
- どんな働き方がしたい?
- どの病院や病棟で働きたい?
- ほしい給料の相場はどの程度?
- 勤務時間はどの程度?
- 場所は?通勤時間・距離は?
- 求める福利厚生は?
どうですか。
これらの質問に、具体的に、自分自身が納得できるように答えることから、求人探しは始まると思います。
この「働き方イメージ」がはっきりしてくると、求人を検索する基準にもなりますし、コンサルタントさんからアドバイスもより受けやすくなるでしょう。
そして自然と、就職試験(面接など)への準備にもつながると思います。
また、どうしても全ての条件を完璧に満たす求人は存在しないので、「どの項目をより優先するか」もきちんと考えておくべきです。
例えば、
この場合は、急性期病院に就職し、集中的に治療を行う仕事をすることになるでしょう。
ですから、仕事そのものや精神科医療の分野でのスキルアップを優先し、給料や残業代・危険手当など福利厚生も期待できると思います。
しかし、その分残業が多かったり、仕事がハードだったり危険だったり、プライベートの時間が少なくなったりする部分は、妥協する必要があるかもしれません。
この場合は、認知症病棟で働くことになるでしょう。
突発的な問題があまり起きないので、定時に帰ることができ、プライベートの時間を優先できる働き方になると思います。
一方で、危険手当や残業代などがあまり発生せず、比較的に給料の面は妥協が必要かもしれません。
以上のように、自分自身が求める「働き方のイメージ」を具体化するだけで、ある程度就活の方向性が見えてくると思います。
ぜひ、自分自身と向き合う時間を十分に持ってくださいね。
精神科看護師の求人の探し方
求人検索エンジンを使う
インターネット上にある、採用・求人情報を一括に検索し、たくさんの求人情報をチェックする時にとても便利なサービスです。代表的な求人検索エンジンは以下のようなものがあります。
- 一度の検索で大量の求人情報を見つけてチェックできる
- 多くの情報が細かく分類されず、応募先の病院の情報が少ないため、再三の検索が必要である
参考:【准看護師の求人】理想の職場をみつけるための5つの求人の探し方_求人検索エンジン – ネット上の准看護師求人を一括で探す
看護師転職サイトを使う
看護師転職サイトは、看護師の求人を専門的に扱うサービスです。また、自分が探している求人の条件に合わせてサイト側から求人を紹介・提案するなど、就職活動を積極的におすすめしてくれます。
参考までに下記は主な転職サイトの精神科 看護師の求人数ランキングになります。(2024年10月時点)
- 「職種」、「雇用形態」、「勤務科」、「担当業務」など、細かく分類をかけて検索ができる
- 応募先の病院の情報を知ることができる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 求人探しから入職後の手続きまでをフォローしてもらえる
- キャリアコンサルタント(就活をフォロー・サポートしてくれる人)との相性がある
- 転職サイトごとに特異な地域の差がある
参考:【准看護師の求人】理想の職場をみつけるための5つの求人の探し方_求人検索エンジン – ネット上の准看護師求人を一括で探す
ここで、看護師転職サイトを利用して精神科看護師の良い求人を探すために、いくつか注意すべき点を紹介します。
ぜひ読んでくださいね。
- 求人を探す主人公は私 ― コンサルタントさんに任せっきりにしない
「自分が求めるもの」をはっきりとイメージ化しておかないと、いつの間にかコンサルタントさんの言われた通りに動いてしまいます。
しかし精神科は病棟や病院によって働き方や雰囲気がかなり違うので、自分のこだわりはきちんと伝えて意見を通さねばなりません。
最終的に決めるのは自分自身であることを、ぜひ忘れないでください。
- 複数のサイトに同時に登録したい場合
これにはメリットとデメリットがありますので、良く考えてみて、どうするか決める必要があります。
- 各転職サイトからの提案を自分で良く比較し、自分にとってもっと良い提案を選べる
- 自分と相性が合う転職サイトに出会う確率が高くなる
- 転職サイトごとに方針が違ったり、求人紹介が重複したりして、かえって混乱を招く恐れがある
- 転職サイトごとに得意な地域があるので、登録してもあまり意味がないこともある
- 公開求人の検索を怠らない
自分でも求人の検索を続けてください。非公開求人が必ずしも公開求人より良いとは限りません。
また自分で直接探してみることで、求人を判断する力を養うこともできますし、今の業界の流れや給料の相場なども直接知ることができると思います。
自分でも求人を探し続けることを、ぜひおすすめします。
検索のかけ方:役に立つヒント
検索キーワード:「精神科」のほかに「心療内科」にも注目する
診療科目としての「精神科」と「心療内科」はまったく違うものです。
しかし、実際には「心療内科」と言いつつ、少々軽めの精神疾患を扱う「精神科」の病院であることが多々あるようです。
これは町中のクリニック(開業医)の中に比較的多いようですね。
特にクリニック求人などを探す時は、「心療内科」と書いてあっても、求人情報をよくチェックしてみると良いかもしれません。
(参考:「こころとからだの対話」心療内科・精神科・神経内科の違い)
地域設定を細かく縛りすぎない
精神科の病院は、地域にあまりたくさんあるわけではありません。
最初から地域設定を細かく縛ってしまうと、何も出てこなくなっちゃう場合があります。
ですから、最初はほかの条件で検索をかけて求人を絞り、その中から近いところを抜き出す方法でリサーチを進めることが効率的かもしれないです。
スクラップする:すぐ比較できるように整理する
ネット上にはたくさんの求人情報があるので、そのすべてを自分の頭で覚えることは不可能に近いです。
なので、気になる求人を見かけたら、すぐにその場でスクラップしておくことをおすすめします。
スマホの場合は画面の「スクリーンショット」を取っておき、手帳などに簡単なメモを残しておく。
パソコンで見てる場合は、プリントしてファイルする。そうやってスクラップがたまってくると、直接並べて比較するのです。
業務内容や給料、通勤距離、各種の福利厚生など、一つずつ並べてみて初めて見えていくる違いって、意外とたくさんあります。
患者さんが利用する「病院検索サイト」もチェックする
応募しようとする病院のイメージや評判を確かめる意味で、「病院検索サイト」をチェックすることも良いと思います。
実際患者さんに対して病院がどのようなアプローチを取っているかを覗き見ることができるかもしれません。
また、サイトの中には患者さんからの「口コミ」がある場合は、患者さんやその保護者からの目線で病院を確かめることができると思います。
「Ctrl+F」機能を活用する
パソコンで求人を探す時に便利に使える機能があります。
ネットを見ている最中に「Ctrl+F」を押すと、今見ているホームページから特定の単語だけを色分けして表示します。
これで、求人サイトが絞り出してくれない項目を自分で絞って、見落とすことなくチェックすることができます。
詳しくは求人検索の見本:東京都調布市にある精神科のデイケア求人の探し方で検索の実例を示します。ぜひ試してみてください。
求人検索の見本:東京都調布市にある精神科のデイケア求人の探し方
ここでは、実際に簡単な設定を行って、求人サイト「看護roo!」を使って検索してみます。
スマートフォンを使用した場合と、パソコンを使用した場合をそれぞれ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<設定:30歳女性、既婚、子供一人、ブランクあり、京王線つつじヶ丘駅、希望通勤時間30分~1時間>
スマートフォンの場合
ネットを開くアプリとして、iPhoneやAndroidスマートフォンの両方で使える「グーグルクローム Google Chrome」というブラウザーがあります。
(参考:ダウンロードの仕方)
このアプリには、パソコンでのCtrl+Fのような機能があり、スマートフォンの画面上で自由に検索をかけることができます。
では転職サイト「看護roo!」の求人検索画面で具体的に見ていきましょう。
①域設定を「関東>東京都」にし、「条件から探す」をタップ →下で 「常勤」「精神病院」「ブランクあり」に条件を絞ります。
すると、下のような図になると思います。
ここで、「デイケア」について絞りたいのですが、条件では絞ることができません。
このアプリには、パソコンでのCtrl+Fのような機能があり、スマートフォンの画面上で自由に検索をかけることができます。
②ここで、画面上部に縦に3つ並んだ点をタップしてください。すると下のような画面になります。ここで、「ページ内を検索」をタップします。
③すると、赤線で囲んだようなタップが画面上部に現れます。ここに「デイケア」と入力してください。
④すると、「デイケア」のところが色分けされてくることが分かります。ここで、下向きの矢印をタップすると、次の「デイケア」に飛んでくれます。
どうでしょうか。
「デイケア」という言葉に色がついてきたことが分かります。
これで、26件の求人をいちいち全部開かなくとも、効率よく「デイケア求人」がチェックできます。
このようなやり方で、より効率的に求人を探すことができると思います。
パソコンの場合
①まず、「常勤」「精神病院」「東京都」で条件を絞ります。すると、下のような画面になりますね。
ここでさらに「デイケア」勤務に絞りたいのですが、その項目がサイトにありません。
②この画面のまま、「Ctrl+F」キーを押すと、画面の端に下のようなものが現れます。
③ここで、「デイケア」を入力し、「Enter」キーを押すと、下のような表示が現れます。
どうでしょうか。
「デイケア」という言葉に色がついてきたことが分かります。
これで、26件の求人をいちいち全部開かなくとも、効率よく「デイケア求人」がチェックできます。
④検索窓の「次へ」ボタンをどんどん押していくと、次々にキーワードの「デイケア」の場所に飛んでくれます。
調布市内の病院が二つ見つかりますね。
⑤そのうち一つの求人を開いてみます。
これら、ずらっと並ぶ情報から、給料や勤務体系、手当、福利厚生などをチェックしてみます。
そして、情報としてキープするかどうかを判断し、スクラップします。
この求人一つを眺めているだけでは、まだこれが良いか悪いか、なかなか分かりません。
このような作業を繰り返すことでスクラップを増やし、お互いに比較することで、実際応募したい求人に絞っていくことができると思います。
おわりに
今回は、精神科看護師にフォーカスして、求人や就職活動についてお話ししました。
精神科看護師は転職の方が多く、その割にはぴったりな求人が見つかりづらかったり、注意すべきところがあったりします。
いかがでしたか。
この記事を通して、みなさんの求人探しや就職活動に、少しでもお役に立つことができれば幸いです。