「認定看護師になるために費用はどれくらいかかるんだろう」と不安になっていませんか?

認定看護師になるためには指定の教育機関を受講し、さらに認定審査を受験する必要があります。

その中でさまざまな費用がかかりますが、その金額は人それぞれです。

費用の多少にかかわらず、やはりお金の不安は誰にでもあるものです。

しかし、認定看護師になるための費用の内訳や金額を知って必要な準備することで不安を減らすことができます。

この記事は認定看護師になるためのあらゆる費用を洗い出し、あなたに必要な費用をイメージできるようになっています。

また、費用を抑えるコツや困った時に役に立つ支援制度の活用術も紹介しています。

まずはあなたに必要な費用を知り、できるだけ負担の少ない方法を探ることから始めましょう。

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【認定看護師になるための費用の実態】あなたの場合はいくら?

費用の不安を減らすためには、「どんなことにお金が必要になるのか、どれくらいの金額がかかるのか」を知り、あなたの場合に必要となる費用の見通しを付けることが大切です。

ここでは認定看護師になるまでに発生するさまざまな費用を紹介します。

場合によっては費用がかからないものもあるので、自分に必要と思われる費用を整理しましょう。

費用がかかるタイミングは2つ

認定看護師になるまでに費用が発生するタイミングは大きく分けて2つあります。

1つは指定された教育機関を受験・受講するための費用、もう1つは認定審査を受験するための費用です。

費用のほとんどは教育機関の受験・受講のタイミングで必要になります。

教育機関の受験・受講の費用をさらに分けると、全員に共通にかかる費用と状況によってかかる費用があります。

また、つい見落としてしまったり予想よりも多くかかったり費用があるので、そちらも必ずチェックしましょう。

認定審査を受験するための費用は、教育機関を修了した後に受験する認定審査と、認定看護師になってから5年ごとに行われる認定更新の2つのタイミングで必要となります。
 

認定看護師 費用のタイミング

教育機関の受験・受講に必要な費用

ここからは教育機関の受験・受講にかかる費用を具体的に見ていきます。

全員に共通にかかる費用

項目費用注意事項
入学検定料約5万円・受験する教育機関によって異なる
入学金約5万円・受験する教育機関によって異なる
授業料約80万円・受講する教育機関によって異なる・授業料の中に実習費が含まれているケースとそうでないケースがある・実習中の宿泊費や交通費は含まれていないケースがほとんど
 合計:約100万円 

 
これらの費用は、教育機関によって金額の差があっても全員に共通してかかる費用です。

入学検定料・入学金・授業料を合わせると総額は100万円にもなります。

費用のほとんどは授業料で、実習費も含めると約80万円近くになります。

実習費には実習施設までの交通費や宿泊費は含まれていないので注意が必要です。

この表にある金額よりも少し多めに見積もっておくと安心です。

これらの費用は教育機関によってさまざまですが、多くの教育機関で費用の内訳や金額を公開しています。

もし公開されていない場合は資料を請求する、直接問い合わせるなどの対応が必要です。

いずれにしても、あなたが受験・受講しようと思っている教育機関の情報を早めに集めるようにしましょう。

必要な情報はインターネットで検索エンジンに希望する教育機関名を入力することで得ることができます。

◆教育機関名がすぐわかる⇒日本看護協会「認定看護師教育機関別の開講状況・定員数一覧
◆認定看護師の教育機関についての参考記事⇒「<認定看護師の学校>まるわかり!あなたにピッタリの学校を選ぶ方法

それぞれの状況によってかかる費用

項目費用注意事項・参考情報
家賃約70万円・家具や家電が備え付けのマンスリー契約型のアパートを賃貸するケースが多い・教育機関によっては学割が使えるケースもある・インターネットが使える環境が好ましい・現在一人暮らしの場合は、今の住まいの家賃も払い続ける必要がある
引越し代約10万円・単身用の引越しパックを利用するケースが多い
交通費約10万円・受験のため、アパートから教育機関まで、実習先までなど、移動する機会が多い・教育機関によっては交通機関の定期が学割扱いになる・自転車での通学が可能かチェックする
宿泊費約20万円・臨地実習を受ける施設によってはホテル代がかかる場合も・教育機関によっては週末型の受講形態もあるので、アパートを借りないまでも宿泊費が必要になるケースもある
 合計:約100万円 

 
これらの費用は人によって大きな差が出ますが、これらの項目のすべてが当てはまる場合は100万円近い費用がかかります。

今の環境にもよりますが、工夫次第で費用を抑えることができる場合もあります。

また、認定看護師の先輩などがいればアドバイスを受けるのもいいでしょう。

費用を抑えるための工夫例
  • 教育機関は今の住まいから通える、または近いところを選ぶ⇒家賃、交通費の節約
  • 教育機関は実家の近くを選ぶ⇒家賃の節約
  • 引越しは家族や知人に手伝ってもらう⇒引越し代の節約
  • ホテル代は早割、連泊割を利用する⇒宿泊費の節約
  • 学割が使えるかどうかを調べる⇒教育機関が学校法人の場合などは学生をみなされ学割扱いとなるケースがある⇒家賃や交通費の節約  など

「それぞれの状況によってかかる費用」を見積もる手順

さまざまな工夫をしても、今の環境や受講の条件によってはどうしても費用がかかります。

「それぞれの状況によってかかる費用」は個人差があるので、あなたにはどの費用がかかるのかをチェックする必要があります。

下記のフローチャートを参考に必要な費用を洗い出し、多めの見積もりを立てておきましょう。

認定看護師 費用を見積もる手順

まずは受験・受講しようとする教育機関を比較し決定します。

それが決まったら教育機関の環境とあなたの現状を照らし合わせると、あなたに必要な費用が見えてきます。

◆認定看護師の教育機関についての参考記事⇒「<認定看護師の学校>まるわかり!あなたにピッタリの学校を選ぶ方法

住まいの確保や引越しなどは受講する本人が手配しなくてはなりません。

費用を抑えることも大切ですが、あまり時間をかけず余裕をもって準備を進めることが大切です。

見落としがちな費用、ジワジワかさむ費用

ここまではまとまった金額のかかる項目を紹介してきました。

しかし、かかる費用はこれだけではありません。

見落としがちな費用や、気づいたら結構かかっていた費用などもあるようです。

こちらの費用も個人差がありますが、場合によっては100万円程度かかります。

項目費用注意事項・参考情報
ノートパソコン代約10万円・受講の際にはノートパソコンが必須
用紙代、インク代、コピー代など約1万円・受験や入学の準備としてさまざまな書類の提出が必要・受講中もレポートの提出や参考文献のコピーもある
写真代、封筒代、切手代約0.5万円・受講前の準備にかかる費用
健康診断代約1万円・受講する教育機関によっては事前に健康診断を必要とする場合も
教材費約20万円・教育機関から指定されている教材費の購入費
参考書籍代約10万円・レポート提出や試験対策のために個人で必要とする書籍代
学会参加費約5万円・参加費だけでなく交通費もかかる
服飾代約5万円・スーツを新調したりするケースも
生活費約50万円・光熱費や食費、携帯電話代など、毎月かかる費用など
 計:約103万円 

 
これ以外にも予想外の出費が必要になるケースもあるので、費用は多めに見積もり準備しておくようにしましょう。

また、費用のかけ方にはバランスが大切です。

どうしても費用がかかる項目は仕方ないとしても、生活費などはあなた次第で負担を減らすことができます。

その中でも食費は外食よりも自炊をすることでかなり減らすことができます。

しかし、受講中はレポートの提出や試験などに追われ、自分の時間を確保するのが難しいのも確かです。

頑張りすぎて無理をするのではなく、適度に息抜きをしながら勉強に集中できる環境を作るように気をつけていきましょう。

認定審査に必要な費用

教育機関を無事に修了したら、あとは認定審査を受けるだけです。

認定審査は2回に分けて合わせて約10万円の費用が必要になります。

項目費用費用の内容
認定審査料50,760円(税込)・認定審査を受けるための費用
認定料50,760円(税込)・認定審査に合格した場合、認定・登録のためにかかる費用
 合計:101,520円 

また、認定看護師は5年ごとにそのレベルを保持するために更新審査が行われます。

その度に約5万円の審査料と認定料がかかります。

◆認定看護師の更新についての参考記事⇒「【認定看護師の更新】認定不合格を確実に防ぐ8ステップ

項目費用費用の内容
更新審査(5年ごと)の審査料30,240円(税込)・更新審査を受けるための費用
更新審査(5年ごと)の認定料20,520円(税込)・更新審査に合格した場合、認定・登録のためにかかる費用
 合計:50,760円 

自己負担が減らせる!最大限に活用したい2つの支援制度

ここまでで、認定看護師になるためにかかる費用の実態がわかったのではないでしょうか。

もっとも多い人で300万円近くかかることになります。

たとえ費用を減らすことができたとしても、最低でも教育機関を受験・受講するための費用が100万円程度かかると思っていたほうが良さそうです。

ここからはその費用の負担を減らすための方法を2つ紹介します。

1つ目は現在の施設などの支援制度を受けて自己負担額を減らすというものです。

2つ目は奨学金制度などを利用して一時的に補助を受けて負担を減らすというものです。

費用の負担が難しい人だけでなく、費用の全額を自分で支払える場合であっても、支援制度はメリットが大きいので積極的に検討・活用していきましょう。

施設の支援体制を受けて自己負担を減らす方法

まずは、自己負担額を減らすことを優先させます。

それでも費用の不足や不安がある場合は一時的な補助を受けるというのが最善策です。

支援体制の一番の魅力は学費の補助

認定看護師はまだその歴史が浅く、認定看護師に対する評価や支援体制は施設によってことなります。

一般的に規模の大きな施設の方が支援体制は整っている傾向にあります。

支援体制の一番の魅力は学費の補助です。

認定看護師に認定された人に対して行われた「入学金や学費の補助の有無」についてのアンケートでは、全額支給が約30%、一部支給が16%、支給なしが約54%という結果になっています。

つまり、半数以上の人が約100万円の学費を自己負担していることになります。

認定看護師 学費補助の実態
(参考:日本看護協会 認定部

積極的に支援してくれる施設がある一方で、残念ながら支援がまったくない、認定看護師の資格取得についても理解や協力を得られないケースもあるのが実情です。

認定看護師の教育機関を受験すると決まった時点で公費として全額を施設が負担してくれる施設もあれば、学費援助の希望を申請しないと援助してくれない施設もあります。

まずは認定看護師になる意志があることを理解してもらい、支援体制について正確な情報を集めることが必要です。

受講中のあなたの身分は保障される?

支援体制というのは、決して学費の補助だけではありません。

受講中、ほとんどの人は勤務ができない状態になります。その間のあなたの身分保障も大事な支援です。

学費の補助がないとしても、せめて生活費となる収入は得たいというのが本心ではないでしょうか。

認定看護師 身分保障の実態

認定看護師に認定された人に対して行われた「在学中の勤務形態」についてのアンケートでは、出張扱いが47.5%、休職が13%、研修が31%、退職が3.9%となっています。

それぞれの勤務形態の保障内容は下記のようになります。(一例)

同じ出張扱いでも施設によって保障の内容に違いがあるので確認が必要です。

  • 出張扱い:学費の免除あり、給与・賞与の支給あり、生活費の補助あり
  • 休職扱い:全額自己負担となるが、職場への復帰ができる
  • 研修扱い:仕事は免除され給与・賞与の支給がある、学費・生活費などは自己負担
  • 退職:病院側の理解が得られない場合は退職し、資格取得後に転職する必要がある

◆認定看護師の資格を活用するための参考記事⇒「認定看護師給料の実態!資格を最大限に活用する2つの方法

認定看護師にかかる費用の実態からもわかるように、受講中は学費以外にもさまざまな費用が必要になります。

ですから身分保障も非常に大切で、施設の支援を期待したいところです。

資格取得に理解のある施設への転職も

支援体制の有無やその規模は施設によってまちまちです。

金銭面で支援してくれるから良いというわけではありませんが、支援体制はあなたの「認定看護師になりたい」という気持ちを後押ししてくれます。

認定看護師として働くようになっても、資格取得にかかった費用を給料で回収するのは非常に難しいと言えるでしょう。

◆認定看護師の給料の参考記事⇒「認定看護師給料の実態!資格を最大限に活用する2つの方法」」

認定看護師になるために100万円以上の費用がかかると知ってあきらめるのではなく、十分な支援を受けて自己負担を減らし、目標を達成することを考えていきましょう。

そのためには周囲の理解や協力が欠かせません。

支援体制が整っている施設は、資格取得に協力的で、認定看護師として働くことにも理解を示してくれます。

認定看護師は資格をとって終わりではないので、認定看護師になった後の働き方や活動、評価に対しても前向きな施設であることが望ましいと言えるでしょう。

逆に、支援体制がない施設では資格を取得した後も働きにくい環境になってしまう可能性が高いと言えます。

場合によっては退職・転職など、今後の身の振り方を考える必要も出てくるでしょう。

認定看護師になるという大きな決断をするために、金銭的な支援だけで判断せず、資格を取得した後のこともイメージして、あなたの将来をきちんと考えることが大切です。

支援体制を活用するメリット、デメリット

金銭面の支援は大きな魅力なので、支援体制があるのであれば積極的に活用する方が良いでしょう。

しかし、場合によっては支援体制がデメリットになることもあります。

支援体制を活用するメリット・デメリットをよく理解した上で、あなたにとって一番良い方法を選びましょう。

そして自分に合った支援を最大限に活用し、支援してくれる施設に認定看護師として働くことで恩返しをしていきましょう。

メリット
  • 経済的な負担が減らせる⇒お金の心配が減り、勉強に集中できる。
  • 資格取得後に戻れる環境がある⇒支援制度を受けるというのは今の施設に戻ることが前提なので、転職活動をする必要がない。支援してくれた施設に感謝の気持ちをもって恩返しできる。
デメリット
  • 受験のプレッシャーがかかる⇒「支援をしてもらっているからには失敗できない」という気持ちが強くなり、プレッシャーを感じやすくなる。
  • 働き方の選択肢が減る⇒支援を受けるとほとんどの場合が元の施設に戻ることになるので、今後の働き方や将来性が限定されてしまう。

支援体制の実例

では、実際にどのような支援体制を行っている施設や団体があるのか見てみましょう。

所属している施設以外の支援を受けるためには自治体や団体の支援事業をリサーチする必要があります。

また、支援を受けるためには条件や制約があるので注意しましょう。

施設による支援体制

飯塚病院の場合
  • 資格の取得費用は公費負担。2人目からは受講料・入学金・授業料の半分が自己負担。
  • 旅費や実習に伴う旅費は公費負担。(認定試験不合格の場合は自己負担)
  • 研修場所は最寄りの地である。

(参考:飯塚病院

地方自治体による支援体制

これは団体が施設に対して行う支援です。

支援を受けた施設があなたに対して支援を行うことになります。

山形県看護師等キャリアアップ支援事業の場合
  • 対象となる施設:病院、診療所、介護老人保健施設、訪問看護ステーション
  • 対象となる経費:受講中の給料、受講料(入学金、授業料、教材費など)、旅費(交通費、宿泊費や滞在費)
  • 補助を受けるための条件:資格取得後はもとの施設に戻り、継続して3年以上勤務すること。

(参考:山形県看護師等キャリアアップ支援事業

本当に困った時に受けられる奨学金制度

認定看護師になるためには最低でも5年間の実務経験が必要になるので、その間にお金を貯めておくのが一番です。

しかし、支援を受けない場合や退職・休職などのケースもあり、費用の全額を自分で負担しなくてはならない場合や、支援を受けたとしてもお金が不足してしまうこともあります。

そのような場合は奨学金による一時的な費用の補助を受けることを検討しましょう。

お金に困って認定看護師をあきらめるということは絶対に避けなくてはなりません。

認定看護師になった人の8.3%が奨学金を受けていたというデータもあります。

補助と言っても奨学金は後から自分で返済する義務がありますから、納得してからサポートを受けるようにしましょう。

奨学金にはさまざまな種類があります。

日本看護協会によるものや地方自治体、医療法人による制度などがあります。

奨学金の種類によっては貸与・返済の条件や制約があるのできちんと確認しましょう。

奨学金制度の事例をいくつか紹介します。

日本看護協会による奨学金制度

認定看護師教育課程奨学金
  • 貸与額:総額120万円以内
  • 応募資格:教育課程を修了後、2年以上医療現場で就業する意思があること、他の奨学金を利用していないこと、など
  • 貸与期間:最短の修業期間を限度として貸与

(参考:認定看護師教育課程奨学金

地方自治体による奨学金制度

滋賀県看護職員修学資金制度
  • 貸与額:総額498,000円(月額83,000円で6ヶ月が限度)
  • 応募資格:認定看護師教育課程に在学中で、資格取得後滋賀県内の特定の施設で看護職として勤務する意思があること
  • 返還:原則は全額返還、一定の条件を満たす場合は全額返還を免除されるケースもある

(参考:滋賀県看護職員修学資金制度について

医療法人による奨学金制度

徳洲会グループ奨学金制度
  • 貸与額:月額5万円
  • 応募資格:認定看護師教育課程に在学中か入学予定で、資格取得後に徳洲会グループ病院への入職を希望する場合
  • 返還:修学年限と同期間徳洲会グループ病院に勤務した場合に全額を免除される

(参考:徳洲会グループ看護部 奨学金制度

奨学金を選ぶポイント

このように、奨学金にはさまざまな種類がありますが、選ぶポイントがあります。

地方自治体や医療法人による奨学金制度は一定の条件を満たすことで返還を免除されるケースがあります。

奨学金が必要になる場合はこのような制度を優先して検討するといいでしょう。

ただし奨学金制度には審査があり、このような条件の良いものは人気が高く審査を通らないケースも出てきます。

最初から1つに絞り込まず複数の制度を検討することをおすすめします。

上記の実例以外にもさまざまな奨学金制度がありますので紹介しておきます。

◆日本看護協会:「その他の奨学金・助成金の一覧」⇒https://www.nurse.or.jp/nursing/education/scholarship/
◆eナースセンター:「奨学金・助成金情報」⇒https://www.nurse-center.net/nccs/scontents/school/index.htm?v=20210521160000

認定看護師の資格を取得した先輩たちの声

認定看護師の費用について知れば知るほど、「認定看護師になる魅力ってなんだろう」「私も認定看護師になれるかな」と不安になっていませんか?

費用もかかる上にさまざまなプレッシャーもあると思います。

また、受験や勉強も辛く挫折しそうな時もあるかもしれません。

そんな時のために、認定看護師の魅力ややりがいを知り、あなたならではの目標をもって進んでいきましょう。

認定看護師として働く先輩たちの声を集めました。あなたの励みになれば幸いです。

川崎医科大学附属川崎病院看護部 がん化学療法看護 認定看護師 田中 知子さん
  • 資格を取るまでの苦労:神戸での研修、週末は岡山に戻って子育てと課題に奮闘。家族の協力があってこそできたこと。
  • 今後チャレンジしたいこと:がん化学療法看護のスペシャリストの育成
  • 資格を取って良かったこと、やりがい:院外の認定看護師と情報交換ができる、患者さんや家族からの信頼度が上がっていることを実感している

(参考:川崎医科大学附属川崎病院看護部

日本医科大学武蔵小杉病院 主任看護師 皮膚・排泄ケア認定看護師 野村 好美さん
  • 認定看護師になったきっかけ:「誰かがやらなきゃ」と自分がなることを決意
  • 受験時のエピソード:休日はひたすら勉強、知識の源は「本」
  • 認定看護師になって変わったこと:行動範囲が広がった、院内全体とコミュニケーションがとれるようになった、声をかけてくれる人が増えた
  • 現在の取り組み:褥瘡の発生を減らす、現場の知識レベルを上げ人材を育成する

(参考:認定看護師さんインタビュー企画 ナースの星 Q&Aオンライン

日本赤十字看護大学 認定看護師教育課程 糖尿病看護コース修了生 久松 香さん
  • 研修で感じたこと:「その人らしさを支える」看護は何かを考え続け、自分自身や対象者をよく知ることの大切さを実感
  • やって良かったと思えること:研修中は仲間と悩み考え励まし合い、一つのことを成し遂げた達成感や感動が自信につながっている
  • 今後について:これからもかけがえのない仲間と支え合い、学び続けていきたい

(参考:日本赤十字看護大学 認定看護師教育課程 糖尿病看護コース修了生の声

まとめ

認定看護師になるための費用についてイメージができたでしょうか?

費用の多さに驚かれたかもしれませんが、認定看護師にはそれだけの価値や魅力があります。

認定看護師になりたいと思った気持ちを忘れずに、自信をもって突き進んでください。

きちんと準備ができれば費用の負担を減らすことができ、不安も軽くなります。

できるだけ不安のない状態で、人生最後の勉強だと思って、これから待ち受ける認定看護師までの試練を乗り越えてくれることを願っています。

資格取得に理解のある施設を探すには

資格取得に理解のある施設を探すには、病院のホームページを確認したり、インターンシップ、先輩看護師に話を聞く等の方法があります。

ですが、忙しくてあまり時間のない方は、転職サイトを利用して効率よく探すことをおすすめします。

転職サイトを利用すると、キャリアコンサルタントが病院の内部情報(資格支援サポートの状態や、実際の取得者の状況等)を教えてくれるので、自分で調べる手間が省けます。

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