看護師の皆さんは働きながらも、日々勉強会やセミナーなどでいつも自分を向上させようと頑張っていらっしゃいますね。
本当にお疲れ様です。
- もっと勉強したいけどおすすめのセミナーはあるかな?
- 院内勉強会の担当になってしまった、テーマはどうしたらいい?
- 院内勉強会の資料作りに悩んでいる
こんな、勉強会にまつわる困りごとはありませんか?
この記事では、セミナーに関する情報や、院内勉強会の悩みに関しての解決法などをお伝えします。
ぜひ記事を参考になさって下さいね。
キャリアアップや将来への不安を感じながら、どこから始めればいいか迷っていませんか?
そんな時には看護師専門の転職サイト「レバウェル看護」が役立つかもしれません。専任アドバイザーが個別にサポートし、面接対策や希望に合った求人紹介を行っています。まずは気軽に相談してみるのも良い機会になるかも。

看護師の勉強会・院外セミナーを探すコツ
もっと学びたい、自分のスキルアップに役立つセミナーを受けてみたい、そんな風にセミナーの情報を集めている方も多いでしょう。
セミナーに関する情報をまとめましたのでご覧ください。
セミナー情報満載のサイトをまとめて紹介!
- セミナー数年間138、348会場の情報満載(東京・横浜・大阪・静岡・名古屋・福岡・その他)
- 講師からのその日のセミナーの内容、目で見てわかる1日のプログラム、金額、じっくり見て検討できる
- 口コミも満載なのでセミナーを受けた方の感想も閲覧できる
【心臓血管外科】心臓外科 手術と術後ケア”のセミナーを受講した看護師の口コミ例
実際の手術映像など見たり、絵や印象に残る単語・物に例えて解説してくれたので覚えやすかった。ナース向けに「術後どこの気をつければ良いか」を教えてくれて視野が広がりました。(ICU:3年目)
引用:メディカ出版
- 開催地区を選択してセミナーを探せる
- 看護・介護・資格試験対策などジャンル別のセミナー情報が満載
- 講師のプロフィール・1日のプログラムを詳しく掲載
- 日総研の会員制定期刊行物の年間購読者はセミナー参加費が3,000円OFF
- 開催エリア、開催月、カテゴリー、フリーワードなどで、興味のあるセミナーを検索できる
- セミナーによっては講師のプロフィールはないが、1日のプログラムは確認可能
- エンゼルメイク、薬物療法、アロマなど幅広いセミナー情報が169件(2017.6月現在)
【その他、セミナー情報掲載サイトのご紹介】
ナース専科 開催予定の看護セミナー
医学出版 看護セミナーに参加するなら
Meducation 医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト
エムハンク 医療スタッフのためのスキルアップセミナー
照林社 看護セミナー
無料セミナーも活用しよう
看護師のセミナーはほとんどが有料です。
1万円以上かかるものも多く、費用の面で参加を迷ってしまう事もあるでしょう。
そんな中、日本看護協会主催の各地域の看護師に向けてのセミナーなら、無料または割引価格で参加できるものがあります。復職に関する研修はほとんどが無料です。
上記は東京都の看護協会のセミナー案内です。
- 会員になるには入会金5,000円と年会費15,000円がかかる
- 非会員の場合は費用負担で研修参加可能
- 研修案内の検索に「無料」とチェックを入れると探しやすい
また、東京都の場合ですと、東京都が日本看護協会に運営を委託している「ナースプラザ」という事業所があり、復職支援研修や現役の看護師のスキルアップのための無料で受けられる研修もあります。
使用の際は、東京都の日本看護協会のトップページから「ナースプラザ」のページに進み、研修一覧をご覧ください。
(参考:東京都ナースプラザ)
各地域の看護協会ごとにホームページの仕様が違います。
まずはご自分の地域の日本看護協会のホームページから研修情報をご確認くださいね。
ためになるセミナーを見分けるコツ【体験談より】
セミナーの内容も重要ですが、行ってよかったと感じるポイントには「講師」の話術や慣れも関係してくるという声が多くありました。
ユーモアを交えた話術やたくみな話の構成に、いつのまにか引き込まれてしまうようです。
【セミナーに行って良かったと感じるために】
- 講師の情報を事前にチェックしていく
- 一度行って当たりだった講師のセミナーは次もチェックしておく
- 同一講師で同テーマなのに回数多くセミナーしている講師=受講希望者が多いという事、人気セミナーの目安になる
- 初めて参加する場合は体験者の口コミを確認する
- 質問は用意して行き、最後の質疑応答の時間も有意義に活用する
私は講師を見て、セミナーは選びますね。自腹で行くのは絶対そうしています。
引用:看護師お悩み相談室
普段自分が購読している看護雑誌で投稿論文を出してたり、著書を読んだことがあるような講師だったりするとほぼハズレはないですね。自分の興味の方向と外れていないので。
また事前にテーマに即した質問は用意して行きます。
参考までに、口コミで「楽しかった」、「わかりやすかった」と声があがっていたセミナーの情報をご紹介します。
ハート先生の心電図教室 セミナー一覧 講師 心臓病看護教育研究会会長 医学博士 市田聡
院内勉強会の担当になってしまったら【体験談から学ぶ】
院内勉強会の発表を任された!
そんな事も皆さん経験されているようです。
テーマや発表の仕方に悩んでいる方は参考になさって下さいね。
~テーマの考え方や進行のポイント~
- 資料は画像やイラストを用いて簡潔に!パワーポイントを使用すると便利
- 発表する側の自己満足で終わらず、その場にいる人と学びを共有したいという気持ちを持つ
- 今病院で何が問題になっているのかを考える
- 学びたい事をアンケートをとってみる
- 「こんな時どうする」を投げかけ、それが起きる原理をまとめ、対策をグループワークで話し合う
- 勉強会の方法や内容を、先輩に相談してみる
- 自分が参加した外部セミナーをまとめ、伝達する
- 看護雑誌、ネット、学会の症例報告をまとめる
- 自分たちの病院に取り入れたい取組などを紹介し、話し合ってみる
- 実際に起きたインシデント・アクシデントの事例を取り上げてテーマと絡めて安全対策の意識を高めてもらう
例 認知症患者を持つ患者様が家に帰りたいと言った場合どうする?
対応に困っている、という所からテーマを考える
↓
「認知症をもつ患者さまとのかかわり方」をテーマとする
↓
失われていく記憶と残る感情、物忘れとは、などの脳の仕組みをパワーポイントや資料を使って紹介
↓
看護雑誌の「【認知症患者の周辺症状(BPSD)アセスメントとケア】 こんなときどうする?認知症の周辺症状のアセスメントとケア 家に帰ると言ってきかない(帰宅願望)」などを参考資料として活用
↓
日ごろの対応や、これからの接し方をグループワークで話し合う
↓
認知症に関する理解を深める勉強会とする
(参考:セコメディック病院)
勉強会やるなら、やって欲しい内容みんなから募ったりして、興味が少しでもあるものやパワポにして、ダラダラ読むのはやめるのもポイントです。
引用:看護師お悩み相談室
勉強会の資料ですが、やはり文章ばかりでは目を引きませんよね。
引用:看護師お悩み相談室
パワーポイントとかを使うのなら、やはり画像を中心にされてはいかがでしょうか?
で、説明となる文章は長々と載せない。
勉強会に出席できない方にも配布するのなら、ポイント程度の文章で。
看護雑誌には「勉強会の開催の仕方」などが学べる特集が掲載されているものもあります。
そういったものを利用し、取り入れてみるのも良いでしょう。
(参考:日総研)
(参考:AMAZON)
まとめ
セミナーに参加したいけど何がいいかわからない、院内の勉強会の開催の仕方に悩んでいる、そんな看護師さんは非常に多いです。
日々勉強の世界、病院から強制的にセミナーの参加を求められたり、院内勉強会の担当になる事もあるでしょう。
せっかくセミナー参加をするなら、行って良かったと思っていただきたいですし、勉強会を開催したら自分の学びにも繋ぎたいですよね。
少しでも記事が役立てる事を願っています。
キャリアの成長機会を探す看護師さんへ
実践的なスキルを身につけたい気持ちはあるものの、時間的な制約や具体的な学習方法が見つからず、悩んでしまいますよね。
そんな看護師さんのスキルアップを支援する方法の1つとして、看護師転職サイトレバウェル看護という選択肢があります。キャリアアドバイザーがあなたの目指す専門性や資格取得に適した職場環境を提案し、具体的な学習プランから面接対策まで一貫してサポートしてくれるので、まずは気軽に相談してみるのもいいかもしれません。
